バルテュス展に行ってきました@東京都美術館

最終日が迫っていたので、平日でも混雑。
アートはゆったりと見たいですが、仕方無い。
てか、バルテュスがこんなに日本で人気ある画家だと思いませんでしたが
ご夫人の節子さんのこの数年のマスコミの露出による影響も大きいのでしょう。
チケット売場で私の前に並んでいたご婦人が
節子さんのように着物をお召しになられていて、とても品が良く涼し気に見えました。
歳を取ってから着物を着る、というのもいいわぁ。

バルデュスの絵は少女を描いた物が有名ですが、
バルデュスがこだわった自然光の陰影が退廃的で淫靡な雰囲気を
和らげているように思います。
バルデュスで個人的に好きな絵はコレ↓

バルデュスが最後に暮らしたスイスの「グラン・シャレ」のアトリエの再現もありました。
(「グラン・シャレ」は木造のホテルをバルデュスが買い取ったもの)

ウォーホル展にもスタジオ「シルバー・ファクトリー」を再現してましたが
最近こういう展示方法が流行ってるんでしょうか。
絵だけでなくこういうセット的なものがあるのは、見る側としても楽しめます。
最後に、節子夫人と親交のあるルブタン製の生前バルテュスに贈ったスリッパが再現された
サンダルがケースに入って展示されていました。

・・・かわいいけど、286,200円(税込)は高けーよ・・・
SHOPには、節子夫人のライフスタイル本も数冊置いてありました。
前述しましたが、この数年、雑誌や新聞に節子夫人のライフスタイルが紹介される事も多く
目にした方は多いと思います。
憧れる人も多いのでしょうが、このスタイル再現するには、
本人の多大な能力と才能と時間と財力と人脈が必要かと思われます(笑
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