前回から引き続きケータイネタ。
以前docomoから発売していたN702iD、N703iD。(写真はN703iD)

デザインしたのは、クリエイティブ・ディレクターの
佐藤可士和氏。
実は私コレ、当時あんましいいなー、とは思わなかったんだよねぇ・・・
佐藤可士和がデザインしたってのは、しばらくしてから知ったんだけど、
最初はメーカーのデザイナーがちょっとデザインケータイっぽく
デザインしたヤツかと思ってた。
佐藤可士和って、この何年かで色んなメディアで目にする機会が増えたので、
前回のエントリで書いたデザイナーの方たちより、
(この方たちも業界では非常に有名な人達なんだが)
一般的には名前は浸透していると思う。
一応知らない人の為に、佐藤可士和が手掛けた代表的なプロジェクト。




まぁ世の中の大抵の人は、このうちのどれかは一度は目にした事がありますな。
多摩美卒業後、博報堂で広告を手掛けてて、その後独立された方なんで
プロダクトデザインなんかの経験は、当時は殆ど無かったと思われます。
ごくごく表面的な意味でのデザイン、という視点でみると、
N702iDとほぼ同時期に発売されたauの深澤直人デザインの「neon」の方が
完成度はずっと高かったように思う。

細かいディティールとか仕上げ、素材選びなんかに、
プロダクト、インダストリアルデザインを専門にやってた人と差がついたというか・・・
もしかしたら、auとdocomoというクライアント企業の差もあったのかも知れない。
デザインもいろんな分野があるんで、畑違いの分野のデザインをするのは
それなりの苦労があるのです。
(自分も今、それで苦労してるし。)
あとどうでもいいんですけど、前回のエントリで書いたオーストラリア人デザイナー
Marc Newsonは、元モデルなだけあって男前です。


IDEEの家具とか
味の素の瓶のデザインもやってます。
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