ここのところ東京は気温も上がってきて、すっかり春らしくなった。
桜も咲き始めたようで、暖かくなると気持も前向きになってくるから不思議だ。
被災された方の心労を考えると、季節の変わり目を楽しむ余裕はとても無いだろうが
マイナス要因が少しでも減リます様に・・・
先週、たまには本でも読もうと、図書館で本5冊借りて来た。
結局2冊しか読めずに返却する羽目になりそう・・・
最近ほとんど読まなくなってしまったが、30半ばくらいまでは結構本は読む方だった。
割と良く読んだのは、小説だと 村上春樹と村上龍。
二人とも大学時代に友人に勧められて読む様になった。
同じ名字なのとデビュー時期が一緒なので、
良く比較された二人であるが作風は全然違う。
まぁ最近は、春樹の方は新作は必ず話題になるってカンジなので
読んだことある人は多いと思う。
私は、「ノルウェイの森」までは短編集も含め大体読んだのであるが、
それ以降のは読んでない。
(意外にも春樹の初ベストセラーは、「ノルウェイ~」だそうである。)
図書館行った時に今更ながら、春樹訳の「catcher in the rye(ライ麦畑でつかまえて)」を
借りたかったんだが無かった。
この人は精神世界というか、リアルと異次元の世界が織り交ざった話が多い感じがする。
龍の方が、顔はTV番組で知っている人の方が多いかもしれない。
でも私は今まで、殆ど「村上龍の小説が好き。」という人を聞いた事がない。
内容があまり女性向けではないせいかもしれないが・・・
この人とは同じ大学だった(彼は中退)んで、大学近くに芥川賞受賞作の
半自叙伝「限りなく透明に近いブルー」の草案を書いた喫茶店とか、
小説の舞台になった米軍基地のハウス(村上龍は当時、実際に米軍ハウスに住んでいた)
とかあったんで、親近感があるのだ。
もちろん私は「限りなく透明に近いブルー」のような大学生活を送ったワケでは無い。
(どんな生活かは、小説読むとわかりますw)
大学生の頃、坂本龍一と村上龍の対談集「EV.Cafe 超進化論」を読むのが身内で
流行ったんだが、言ってる事が難し過ぎて半分以上理解できませんですた・・・orz
この人の作品は、2000年くらいまでのはエッセイも含めて大体読んだ。
ワタクシ的村上龍おススメ作品
いかにも「村上龍」なヤツ
・「コインロッカー・ベイビーズ」←一気に読んだ。
・「五分後の世界」←これも面白くて一気に読んだ。
・「愛と幻想のファシズム」←政治・経済のシステムみたいな話が難しくて、読むのに疲れたw
・「インザミソスープ」←サイコサスペンス
「村上龍」の中じゃ読み易い方
・「69~sixty nine~」←タイトルから想像される様なエロい話では無いw
龍の佐世保の高校時代の話。読み易い。
・「走れ タカハシ」←短編集でいいかも。因みに「タカハシ」とは広島カープの高橋慶彦。
※作品によっては、エロ、グロ、SM、ハードな描写もあるのでご注意。
※「半島を出よ」は面白いらしいが、私は未読。
就職活動中の方には、「
13歳のハローワーク」もおススメです。マジで。
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