Cocokara店頭企画、先日で終了致しました。
暑い中、お店まで足を運んで頂いた皆さん、ありがとうございます。
今月20日(金)~22日(日)まで銀座
ギャラリー悠玄にて
Cocokara展覧会を行いますので
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さいます様、お願い致します。
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少し前に発見して気になってる人、「ネオ漫画」を描いている
横山裕一氏。
ご本人が「ネオ漫画」と表現しているだけあって、今までこんな漫画見た事無い。
彼の大体の作品は、登場人物はセリフが無く、
「ドッドッドッドッ」とか「ザーザーザーザー」とか
擬音語がコマ内にグラフィカルに描いてあって、ストーリーらしいものは無い。
ある作業や行動の時間経過を擬音語とともに淡々と描いている。
私が感じるのは、キューブリックっぽい近未来的なシュールさと、
クラフトワークの'80年代のテクノっぽい音楽にスピード感を足した様な印象。
最初は、「なんじゃこの漫画は?」という感じだったけど
徐々に横山ワールドにハマってしまう中毒性があるのだ。
好き嫌いはあるかもね。
とにかく私は、高校生の時に読んだしりあがり寿の
「おらあロココだ!」と「エレキな春」以来、マンガで久しぶりに衝撃受けたのであった。
元々は油絵を学んで現代アーティストとして活動されていたようだが、
イラストレーションから漫画へと活動のフィールドを広げていったらしい。
絵だと時間軸の表現が出来ないため、
それを表現する方法として「漫画」という手法を選択したらしい。
漫画も最初は日本ではなく、フランスで評価されて出版したようである。
アートと漫画の両方で評価されている希有な存在の人でもある。
そうそう、調べたらこの方、私と同じ歳で同じ美大に行っており、
在籍期間も全く一緒だった。
科が違うので面識は無かったけれど、「鷹の○ホール」とか「風○」で
すれ違ってたかも知れない。
横山氏の漫画は
ここで読めます。
6月20日まで川崎市市民ミュージアムで行われていた
横山 裕一 ネオ漫画の全記録:「私は時間を描いている」展示風景。

会場の設計は、今注目の設計事務所:「
トラフ建築設計事務所」が担当した。
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